「今度こそ、ちゃんとやろう」
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何かを始めるとき、いつもそう思ってきました。
最初はやる気もあるし、計画も立てます。
スケジュールを決めて、目標を書いて、必要なものも揃える。
それなのに、なぜか続かない。
三日坊主になり、自己嫌悪して、
「自分は継続できない人間なんだ」と思って終わる。
もしあなたが同じ経験を何度もしているなら、
それは意志が弱いからではありません。
原因はもっとシンプルで、
最初に立てている計画そのものが、続かない人向けではない
ただそれだけでした。
多くの人が「続かない」と悩む理由
世の中には、継続のコツや習慣化の方法があふれています。
- 毎日やれ
- 21日続けろ
- 目標を明確にしろ
- 小さく始めろ
どれも正しそうに見えます。
でも、それを実践しているはずなのに、
それでも続かなかった人がここにいる。
なぜか。
それは、
「継続できない人」が立てる計画の前提が、最初からズレているからです。
継続できない人が最初に立てがちな計画
まず、ほぼ全員がやっているパターンから見ていきます。
①「今回はちゃんとやる前提」で計画を立てる
継続できない人ほど、
計画を立てるときにこう考えています。
- 今回は本気
- 前とは気合が違う
- もう失敗したくない
そして、こんな計画を立てます。
- 毎日やる
- サボらない
- 完璧にこなす
つまり、
最初から理想の自分を前提にした計画です。
この「最初から理想の自分を前提にする思考」は、完璧主義の人ほど無意識にやってしまいます。
👉 完璧主義ほど続かない理由|「ちゃんとやろう」とする人が挫折しやすい本当の原因
でも現実の自分は、
- 疲れる日がある
- 気分が落ちる日がある
- やる気がゼロの日もある
この現実を無視したまま計画を立てるから、
一度でも崩れた瞬間にこう思ってしまう。
「もうダメだ」
「また続かなかった」
そして計画ごと投げる。
②「続かなかった時」の想定がゼロ
継続できない人の計画には、
あるものが決定的に欠けています。
続かなかった時の対応です。
- 1日サボったらどうするか
- 1週間空いたらどう戻るか
- やる気が消えた時どうするか
こうした想定が、最初から一切ありません。
なぜなら、
「今回は続くはず」と思っているから。
でも実際は、
1日できない
↓
自己嫌悪
↓
やる気が落ちる
↓
再開できない
この流れを、何度も経験してきたはずです。
③「できなかった自分」を敵にしている
計画の中に、こんな前提が含まれていませんか。
- できなかったらダメ
- サボったら失敗
- 続かなかったら意味がない
これは一見、ストイックに見えます。
でも実際は、
自分に対して最も厳しいルールです。
人は、責められる環境では長く動けません。
計画を守れなかった瞬間、
自分で自分を追い込む仕組みを作ってしまっている。
それが、継続を潰します。
問題は「意志」ではなく「計画の前提」
ここまで読んで、こう思ったかもしれません。
「じゃあ、どういう計画を立てればよかったの?」
答えはシンプルです。
継続できない人が立てるべき計画は、
“続かない前提”で作る計画です。
継続できない人向けの「正しい計画」
ポイント① 最初から「途切れる」ことを織り込む
まず、この前提を持ちます。
- どうせまたやらない日が来る
- 途中でやめる可能性は高い
- 完璧にはならない
これを認めるだけで、計画は変わります。
重要なのは、
「続けること」ではなく
「戻ってこれること」。
ポイント② 行動目標を「最低ライン」で決める
多くの人は、こう決めます。
- 毎日30分勉強する
- 毎日筋トレする
- 毎日家計簿をつける
これを、こう変えます。
- 机に座るだけ
- スクワット1回
- アプリを開くだけ
バカみたいに思えるかもしれません。
でも、
続いている人ほど、最低ラインが低い。
やる気がある日は勝手に多くやります。
計画が守られるかどうかは、
「やる気がない日」に決まります。
こうした目標設定は、やる気がある人ほど大きくなりがちです。
👉 続かない人ほど目標が大きすぎる理由|やる気がある人ほど挫折する本当の原因
ポイント③ サボっても「失敗扱いしないルール」を作る
継続できない人が最初に作るべきなのは、
努力のルールではありません。
失敗の扱い方のルールです。
- 3日空いてもOK
- やめても責めない
- 再開したら成功扱い
これを決めておくだけで、
再開のハードルが一気に下がります。
「ちゃんとやろう」と思わなくなったら続き始めた
何度も失敗して、あとから気づきました。
自分は、
- 意志が弱いわけでも
- 根性がないわけでも
- 継続できない人間でもなかった
ただ、
継続できない人なのに、継続できる人向けの計画を立てていただけでした。
「今度こそちゃんとやる」
この言葉をやめて、
「どうせまた途切れる」
「それでも戻れる形にしよう」
そう考えた瞬間、
行動は不思議と止まらなくなりました。
継続できない人は、失敗してきた人ではない
もしあなたが、
- 何度も計画を立ててきた
- 何度も挫折してきた
- それでもまた始めようとしている
なら、それは弱さではありません。
諦めきれなかった証拠です。
必要なのは、
自分を変えることではなく、
自分に合った計画に変えること。
まとめ
継続できない人が最初に立てるべき計画は、
- 続かない前提で作る
- 最低ラインを異常に低くする
- サボっても失敗扱いしない
この3つだけです。
「ちゃんとやろう」と思った瞬間、
失敗は始まります。
「どうせまた途切れる」
そう思えたとき、
初めて本当のスタートラインに立てます。
「ちゃんとやろうとして続かなかった理由」や、
三日坊主を繰り返してきた人の共通点をまとめた記事はこちらです。
👉 三日坊主を何度も繰り返す人へ|続かなかった原因と対処法まとめ


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