三日坊主になる原因は?何を始めても続かなかった僕が変えた7つのこと

三日坊主・習慣化


「今度こそは絶対続けよう」

そう思って始めたことが、気づけば終わっている。

勉強、筋トレ、副業、早起き。

始めたときは本気でした。

やる気もありました。
計画も立てました。
必要な道具もそろえました。

それなのに、数日後にはやらなくなっている。

そして最後には、決まってこう思います。

「また続かなかった」

僕はこの流れを何度も繰り返してきました。

新しいノートを買い、習慣化アプリを入れ、自己啓発本も何冊も読みました。

それでも続きませんでした。

以前の僕は、原因をすべて自分の意志の弱さだと思っていました。

しかし、何度も失敗した流れを振り返ると、それだけではありませんでした。

僕が三日坊主を繰り返していた主な原因は、

  • 元気な日の自分を基準にしていた
  • 最初から多くやりすぎていた
  • できなかった日の戻り方を決めていなかった

ことです。

この記事では、何を始めても続かなかった僕の経験をもとに、三日坊主になる7つの原因と、抜け出すために実際に変えたことを紹介します。


先に結論|三日坊主から抜け出すために変えること

三日坊主を抜け出すために必要なのは、やる気を高く保つことではありません。

次の3つを決めることです。

  1. 普通の日にやる量
  2. 疲れた日にやる量
  3. できなかった翌日に戻る方法

続かなかった頃の僕は、1しか決めていませんでした。

「毎日30分筋トレする」

「仕事が終わったら2時間副業する」

「毎日1時間勉強する」

予定どおりにできる日は問題ありません。

しかし、疲れている日や残業の日に何をするかは決めていませんでした。

そのため、一度できなくなった瞬間に、習慣そのものが終わっていました。

三日坊主を避けるためには、毎日完璧に続ける計画より、予定が崩れた後でも再開できる計画の方が重要です。


三日坊主の本当の問題は「休んだこと」ではない

僕が副業を始めた頃は、平日に2時間、休日に5時間取り組む計画を立てていました。

最初の数日は続きます。

仕事から帰ったらコーヒーを用意し、机に座り、パソコンを開く。

しかし、残業で疲れた日が来ます。

19時半に帰宅する。
少しだけ休もうと思ってソファに座る。
スマホを見る。
気づけば22時になる。

そこでこう思います。

今日は仕方ない。明日はちゃんとやろう

ところが翌日になると、昨日できなかったことが気になります。

昨日の分までやらないと

こう考えた瞬間、再開するための負担が、普段よりも大きくなります。

結果、翌日も動けない。

1日休んだだけだったはずが、3日、1週間と空いていく。

僕にとっての三日坊主は、次の流れで起きていました。

問題は、1日休んだことではありません。

休んだ翌日のハードルを、自分で上げていたことでした。


三日坊主になる7つの原因

原因1.最初から成果が出る量を求めていた

新しいことを始めた直後は、やる気があります。

そのため、僕は最初から、

  • 筋トレを毎日30分
  • 勉強を毎日1時間
  • 副業を平日2時間

と決めていました。

これだけやれば成果が出そうです。

しかし、成果が出る量と、生活の中で無理なく続けられる量は違います。

仕事が忙しい日、体調が優れない日、急な予定が入った日。

毎日同じ状態で過ごせるわけではありません。

それなのに、最も元気な日の自分を基準にしていたため、少し疲れただけで計画が破綻していました。

見直したこと

最初に決めるのは、成果が出そうな量ではなく、普通の日でも始められる量です。

例えば、

  • 筋トレは5分
  • 勉強は一問
  • 副業は見出しを一つ

まで減らします。

物足りない日は、その後に増やせばいい。

最初から上限まで頑張るのではなく、まず開始できる量を決めます。

👉筋トレが三日で終わった理由


原因2.一度に生活全体を変えようとしていた

僕は何かを始めると、ほかのことも一緒に変えたくなりました。

筋トレを始めた日に早起きも始める。

勉強を始めた日にスマホの使用時間も減らす。

副業を始めた日に読書も再開する。

やる気が高いときは、すべてできる気がします。

しかし、管理する項目が増えるほど、一つできなかったときに「全部失敗した」という感覚が強くなります。

実際には筋トレができなかっただけなのに、

「また生活を変えられなかった」

と大きく捉えていました。

見直したこと

新しく始めるものは、一度に一つへ絞ります。

決め方は、

今月、一つだけ続けられるとしたら何を選ぶか

です。

一つがある程度生活に馴染んでから、次を追加します。

全部を少しずつ始めるより、一つだけ残す方が、自分がどこで止まるのかも分かりやすくなりました。


原因3.行動する時間が自分の生活と合っていなかった

以前の僕は、勉強も筋トレも副業も、すべて仕事が終わった後にやろうとしていました。

しかし、帰宅後は一日の中で最も疲れている時間です。

仕事中は、

「帰ったらやろう」

と思えます。

ところが実際に帰宅すると、食事やお風呂だけで精一杯になる。

これは目標以前に、行動を置いた時間帯が自分に合っていませんでした。

見直したこと

帰宅後にできないことを、気合いで続けようとするのをやめました。

  • 朝に10分だけ進める
  • 昼休みに一つだけ調べる
  • 平日は軽い作業にする
  • 重い作業は休日の午前中へ移す

という形に変えました。

どうしても仕事後に取り組む場合も、帰宅後に2時間ではなく、パソコンを開いて5分だけ進める程度にします。

👉仕事終わりに何もできないのはなぜ?疲れて動けない5つの原因と対処法


原因4.「いつ・どこで・何を始めるか」が曖昧だった

「時間ができたら勉強する」

「夜に副業する」

「余裕があったら筋トレする」

以前の僕は、このような決め方をしていました。

しかし、夜になっても、どのタイミングで始めるかが決まっていません。

食事の前にやるのか。
お風呂の後にやるのか。
何時に机へ向かうのか。

その場で判断しようとすると、

「もう少し休んでからやろう」

が何度も続きます。

見直したこと

時刻だけでなく、普段の行動の後につなげました。

  • 朝のコーヒーを入れたら本を開く
  • 夕食の前にスクワットをする
  • 子どもが寝たらパソコンを開く
  • 昼休みになったら記事タイトルを一つ考える

始める合図を一つ決めると、毎回「いつやろう」と考える回数を減らせます。

習慣形成の研究でも、同じ状況の中で行動を繰り返すことが、行動の自動化につながると考えられています。


原因5.やる気があることを前提にしていた

始めた直後は、やる気があります。

新しいノートを開くのも楽しい。
アプリにチェックを付けるのも楽しい。
少し頑張っただけでも変わった気がする。

しかし、その高揚感はずっと同じではありません。

以前の僕は、やる気が落ちると、

本気でやりたいことではなかったのかもしれない

と考えていました。

そして別の方法や新しいアプリを探し始めます。

でも、アプリを変えても、数日後には同じ状態になります。

見直したこと

やる気がある日は多く進めてもいい。

ただし、普段の基準は、やる気が低い日にも始められる量にします。

  • パソコンを開く
  • 本を1ページ読む
  • スクワットを5回する
  • 記事へ一文だけ足す

アプリや道具は、その行動を助ける場合だけ使います。

記録や通知そのものが負担になるなら、使わなくても問題ありません。

👉習慣化アプリが続かない理由|記録だけで満足した僕の失敗と対処法


原因6.100点以外を失敗だと考えていた

30分やる予定なのに、10分しかできなかった。

毎日続ける予定なのに、1日休んだ。

一週間で5回やる予定なのに、3回しかできなかった。

以前の僕は、予定どおりでなければ失敗だと考えていました。

できた部分より、できなかった部分ばかり見ていたんです。

そのため、少ししかできない日は、

今日はやっても意味がない

と最初から何もしませんでした。

見直したこと

100点、50点、0点の3段階を用意しました。

副業なら、

  • 100点:30分進める
  • 50点:5分だけ進める
  • 0点:今日は休む

筋トレなら、

  • 100点:通常メニュー
  • 50点:一種目だけ
  • 0点:休養する

重要なのは、毎日100点を取ることではありません。

50点の日を失敗扱いせず、0点の日があっても翌日まで失敗にしないことです。

👉完璧主義な僕が何度も挫折した理由


原因7.できなかった翌日のルールを決めていなかった

僕に最も足りなかったのが、これでした。

始める日の計画は細かく決めているのに、できなかった翌日にどうするかは何も決めていませんでした。

そのため、一度休むと、

昨日の分を取り返さないと
今日からまた完璧に戻さないと

と考えます。

これが再開を重くしていました。

見直したこと

休んだ翌日は、通常よりも少なくします。

  • 昨日の分を追加しない
  • 遅れを取り返さない
  • 最初の行動だけする
  • できたらその日は終了してもいい

僕の場合、副業を休んだ翌日は、記事を書き切ろうとせず、WordPressを開いて一文だけ書くようにしました。

再開した日に頑張りすぎると、また次の日が重くなります。

だから、戻る日は軽くします。


自分が三日坊主になる原因を確認する

自分の止まり方に近いものを確認してみてください。

止まり方考えられる原因
最初の数日だけ猛烈に頑張る目標が大きすぎる
筋トレ、勉強、副業を同時に始める一度に増やしすぎている
仕事から帰ると何もできない時間帯が合っていない
毎日「いつやろう」と迷う始める合図がない
新しいアプリや道具ばかり探すやる気や準備に頼っている
予定の半分なら何もしない完璧を基準にしている
一度休むと、そのままやめる再開方法を決めていない

複数当てはまる場合もあります。

全部を一度に直す必要はありません。

最もよく繰り返している止まり方を一つ選び、そこから変えます。


三日坊主から抜け出すための6ステップ

STEP1.続けたいものを一つに絞る

今続けたいものを、すべて書き出します。

その中から、一つだけ選びます。

判断基準は、

今の生活の中に、本当に残したいものは何か

です。

ほかのものを永久に諦める必要はありません。

今は始めないだけです。


STEP2.「普通・軽く・休む」の3段階を決める

毎日同じ量を設定するのではなく、状態に合わせて選べるようにします。

例として、副業なら次の形です。

状態やること
余力がある30分進める
少し疲れている5分、または一文だけ
かなり疲れている休み、次に開く場所を決める

休む選択肢も最初から入れておきます。

休んだことを計画外の失敗にしないためです。


STEP3.始める合図を一つ決める

「毎日20時」のような時刻でもいいですが、普段の行動につなげる方が忘れにくい場合があります。

例えば、

  • コーヒーを入れた後
  • 夕食の前
  • 歯磨きの後
  • 子どもが寝た後
  • 昼休みが始まった後

です。

合図は一つに絞ります。

条件を増やしすぎると、逆に始めにくくなります。


STEP4.最初の30秒でやることを決める

「副業する」では、最初の行動が曖昧です。

次のように、最初の動作まで決めます。

  • パソコンを開く
  • 記事編集画面を開く
  • 本を机に置く
  • トレーニングマットを敷く
  • 靴を履く

目標全体ではなく、開始直後の動作を決めます。


STEP5.休んだ翌日の行動を小さくする

休んだ翌日は、取り返しません。

むしろ普段より小さくします。

例えば、

  • 参考書を1ページ開く
  • 腕立てを1回する
  • 記事に一文だけ追加する

この日に必要なのは成果ではなく、再び始められる状態へ戻すことです。


STEP6.毎日ではなく、一週間単位で確認する

毎日の連続記録だけを見ると、1日休んだだけで失敗した感覚が強くなります。

そこで、

  • 今週何回取り組めたか
  • どの曜日に止まりやすかったか
  • 量が重すぎなかったか
  • 時間帯が合っていたか

を一週間単位で確認します。

予定より少なければ、自分を責めるのではなく、量や時間を修正します。


勉強・筋トレ・副業へ当てはめる例

続けたいこと普通の日疲れた日休んだ翌日
勉強20分勉強する問題を一問解く参考書を開く
筋トレ通常メニュー一種目だけスクワット5回
副業・ブログ30分進める一文だけ書く編集画面を開く
読書10ページ読む1ページ読む本を机に置く

これは、少ない量を永久に続けるための表ではありません。

始めるまでの負担を減らし、生活の中に残すための表です。

余力があれば、予定より多く進めるのが理想です。

ただし、多くできた次の日も同じ量を義務にしないようにします。


「ゼロの日を作らない」にこだわらなくていい

以前の僕は、

毎日必ず一度は触れる

ことを重視していました。

この考え方が助けになる時期もあります。

しかし、これを絶対的なルールにすると、

  • 体調が悪くてもやる
  • 忙しくても無理に記録する
  • 一日休んだだけで連続記録を失敗と考える

ようになります。

大切なのは、ゼロの日を完全になくすことではありません。

ゼロの日が、そのまま無期限の中断にならないことです。

現実の習慣形成を追跡した研究でも、自動化までにかかる期間には大きな個人差があり、一度実行できなかったこと自体は、習慣形成の過程へ大きな悪影響を与えなかったと報告されています。

一日休んだからといって、それまでの行動がすべて消えるわけではありません。

次に戻れば、続きを始められます。


三日坊主だった僕に起きた変化

正直に言うと、今の僕も毎日完璧に続けられているわけではありません。

仕事で疲れて何もできない日もあります。

副業やブログへ触れない日もあります。

以前との違いは、止まらなくなったことではありません。

止まった後に戻れるようになったことです。

以前は一日休むと、一週間空きました。

一週間空くと、

もう今さら再開しても遅い

と考えて、そのままやめていました。

今は、休んだ翌日に大きな成果を求めません。

パソコンを開く。
過去に書いた部分を読む。
一文だけ直す。

そこまでできれば、再開したことにしています。

継続できる人になったというより、以前よりも戻り方を知っている人になったという感覚の方が近いです。


まとめ|三日坊主は「休まないこと」ではなく「戻れること」で抜け出す

僕が三日坊主を繰り返していた原因は、単純に意志が弱かったからではありませんでした。

  • 最初から多くやりすぎていた
  • 複数のことを同時に始めていた
  • 生活に合わない時間へ置いていた
  • 始める合図を決めていなかった
  • やる気に頼っていた
  • 100点以外を失敗だと考えていた
  • 休んだ翌日の戻り方を決めていなかった

この状態では、最初の数日を頑張れても、どこかで止まります。

必要なのは、止まらない人になることではありません。

  • 普通の日にやること
  • 疲れた日にやること
  • 休む日の扱い
  • 翌日に戻る方法

を先に決めておくことです。

三日坊主を抜け出す最初の一歩として、今日は続けたいことを一つ選び、次の3つを書いてみてください。

・普通の日にやる量
・疲れた日にやる量
・休んだ翌日にやる最小の行動

今日たくさん頑張る必要はありません。

まずは、疲れた日にやる量を一度だけ実行すれば十分です。

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